こんにゃくは日本では約1500年以上の歴史を持つ伝統食品です。
古くから体に良い食べ物として広く庶民に親しまれてきましたが、最近の食生活の変化により食べる機会が少なくなってきています。
近年では過食などが原因の糖尿病をはじめとした「生活習慣病」が問題になってきており、食と健康への関心が高まっています。そのような中で、こんにゃくがもっている低カロリー性、食物繊維の効用などが見直されてきています。
服部蒟蒻では長年の技や伝統を継承しつつ、時代に応じて創意工夫を加えた商品を作り出す努力をしています。

「バタ練り」
バタ練り製法とは、左右2枚づつある羽が”バタバタ”と音を立てながら練り上げる事から名付けられた様です。この製法により”こんにゃく”の生地にたくさんの空気を含ませながら練り上げる事ができ、気泡を多く含むことで、煮物や鍋料理において”こんにゃく”に味をよく絡ませ染み渡らせることができるのです。しかしながら、仕上げのアクの効きを見極めるには、熟練した職人による経験と勘が必要なのです。

「型入れ」
バタ練り機で練った後、手で叩きつける様に型に入れますが、これは製品の味の染み方が均一になるよう気泡の大きさを均一にする為です。この作業は力加減で製品の弾力が変わることと、アク合わせから型入れまでは時間との勝負で時間の経過と共にアクが効き始め時間をかけすぎると製品にばらつきが出てしまうので職人の腕だけが頼りです。

「缶蒸し」
一昼夜をかけじっくり炊き上げ固めます。何故ゆっくり煮るかというと、比較的低い温度でゆっくりと炊き上げることにより粘りと弾力が出るからです。